PAT METHENY TRIO / PARADISE THEATER 1984(2CDR)

１９８３年にＥＣＭからリリースされた名盤「リジョイシング」のリリース後僅か数回しか行われなかったライブから４月２５日にボストンのパラダイス・シアターに出演したライブを録音したテープを海外マニア自らリマスター処理を施した素晴らしいオーディエンス音源を初めて収録したタイトルが登場しました。

テーパー（録音者）からのデータを見てみますと、録音に使われたのはソニーのカセットデンスケＴＣー５０にマイクはナカミチのＣＭ－１００と当時の黄金コンビでライブが録音されています。そのテープをノイズリダクション、ピッチ修正等が施された音源を使用している本タイトルの音質は、輪郭のくっきりしメセニーのギターに骨太で芯のあるヘイデンのベース、安定したヒギンズのドラムが耳元に迫るダイレクト感、繊細感は驚異の音質で再現しています。オープニングは当時の定番となっている「フォワード・マーチ」からスタートしますが、ここで聴ける演奏はＰＭＧとの演奏とは異なった雰囲気が出ています。また、本ライブ最大の聴きモノは２５分にも及んだ「ザ・コーリング」の演奏となりメンバー３人の創造性豊かなインプロビゼーションは正に聴くモノを圧倒します。アンコールにはメセニーがギター１本で再登場し「フェイズ・ダンス」と「プテンバーフィフティーンス」の美しいメドレーで大団円となります。演奏内容、更に音質とファンが求める音源がここにリリースされました！

Disc 1
1.Forward March
2.Blues For Pat
3.James
4.All The Things You Are
5.Change Of Heart

Disc 2
1.The Calling
2.Lonely Woman
3.Segment
4.Phade Dance / September Fifteenth

ライブ・アット・パラダイス・シアター、ボストン、マサチューセッツ 04/25/1984

パット・メセニー(g)
チャーリー・ヘイデン(b)
ビリー・ヒギンズ(dr)